院長のなんでも日記

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インプラントセンター片瀬「むくなし歯科医院」院長のなんでも日記。
出張先の出来事や日常のおもしろネタなどを書き綴ります。
しっかり仕事してる事をアピールするために始めたブログです。

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コンクールが終わって思ったこと

2010.08.10 Tuesday

今年のコンクールも無事に終わりました。

ちょっと地味な話になりますが

思っていることを書こうと思います。

私が茅ヶ崎高校を卒業して23年も経ちました。

卒業して以来、OB会の演奏会やコンクールなどに

出れるときには参加してきました。途中までは現役の演奏会にも

参加させて頂きました。私の同期の仲間達からは

「まだ吹いてるの？」とよく言われます。

何故？と言われたら答えは一つ！

Tuba（テューバ）を続ける人がほとんどいない！！と言うことなのです。

クラリネットやトランペットなどの持ち運びも楽な楽器でもなく

サックスのように格好良くオシャレな楽器でもなく

移動には車は不可欠で、吹けば低音でリズムばっかりで面白みが無く

良いことがありません（私は低音が好きなので気になりません）

毎年の新入生の入部希望を聞いても1人いれば良い方で

希望者０人の場合は、とにかく言いくるめて無理矢理やってもらうような楽器なのです。
楽器の値段も高価で海外の物は100万円以上するので買うだけでも話題になるほどです。

私は当時、新聞配達をして5万円の18回払いで購入しました。

こんな楽器なので卒業しても皆やめてしまい後輩が全く育たない

のがTuba（テューバ）なんです。

ですからやめたくてもやめれないのが続きまして

初めてのOB会のまともな後輩ができたのが14年後でした。

人数が足りないときはエキストラをお願いしていました。

昨年は2人出ると聞いていたのに私だけ１人・・・

今年は私を入れて何と3人！！！まさにミラクルです。

皆さんもご存じの通り私は普段から相当忙しいので

正直練習はあまり参加できません（3回参加できれば良い方）

OB会の皆さんも理解してくれて何とか頑張って来ましたが

今年も忙しくてコンクール本番の前日と当日しか

参加できない状況でした。

これでも何とか日程をあけて参加しました。

昨年も仕事の途中で抜け出して参加して

散々な結果でしたので

今回は練習できないので出ないと言いました。

が！、出ることになってしまいかなり不安でした。

「思うように吹けないのに吹く」というのはステージに立ったあと

相当なストレスがあります。

今回も表面上は何とかこなしましたが充実感は勿論全くありませんでした。

控え室に戻り、指揮者（後輩）に「お疲れ様でした」と挨拶に行ったら

一言「短い練習でしたけど」と言われてしまい

ただでさえ練習に参加できなくて

「悪いな」と思っている私にとっては

相当なショックを受けて落ち込みました「やはり今回は出なきゃ良かった」と自問自答

指揮者は悪気は無かったとは思います（決して批判している訳ではありません）

でも正直な所「もうそろそろやめた方がいいかも？」と考えさせられました

今回参加した2人共、楽器を持ってるし私の半分以下の年齢で

若くて元気！安心して任せられると思っています。

23年間長い期間ですが、後少しで25年

区切りの良いところでまで？とも考えます。

この問題はこれからゆっくり考えようと思っています。

暗い話になってしまいました。

椋梨　兼彰 | 吹奏楽 | comments(1) | trackbacks(0) |

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